kindle
Kindle Paperwhite で動くプログラムを書いてみた話
2018年追記
本記事は 2014年12月当時の事情に基づく試みの記録として残しているものです。すでに内容に実効性はなく、むしろ現時点においては一連の手順が何らかの事故を誘発する可能性もあります。本記事を参照した結果何らかの損害が発生したとしても筆者ならびに当社は一切の責任を負いません。十分にご注意下さい。
はじめに 〜ご注意下さい〜
この記事は、Amazon 社の販売する電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」を "脱獄" し、公式の開発キットである KDK を使わずに作成した GUI プログラムを動かした試みについて記述したものです。この試みは Kindle 愛好者の一人としてとても残念に思った Amazon 社の最近の方針転換を受け自己責任で行った実験であり、記事は自分用に控えた情報の一部を技術的な話題のひとつとして書き留めたものです。無論 Kindle の "脱獄" や非公式なプログラムの適用を推奨・支援するものではなく、文中の手順を追うだけでは再現できない内容としていますが、そもそも Kindle の "脱獄" には多くの危険が伴います。直接・間接にかかわらずこの記事が何らかのきっかけとなっていかなる被害・損害が発生したとしても筆者も KLab も一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承下さい。
試作したアプリの Kindle での動作の様子
下の動画は後述の調査と手順を経て試作したアプリを Kindle 実機上で動かした様子を撮影したものです。アプリはシンプルな画像ファイルビューワで、まず開発環境の Gentoo Linux 上のターミナルより Kindle へログインし同アプリをコマンドラインから起動した様子、次に Kindle へ導入ずみのアプリケーションランチャの GUI から起動した様子を収めています。(1分23秒 無音)