2008年09月11日

インターンシップの感想(1)

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KLab株式会社の技術インターンシップに参加しました。
インターン期間中に体験したことなどを書こうと思います。

  • はじめに
  • Kラボラトリーでのインターンでは、 参加者が取り組むテーマは各自が自由に決めることができるので、 テーマ決めを最初に行いました。

    私は、ネットワーク分野、特に冗長化の技術に興味があるので、 「ロードバランサ」をテーマにしました。

    Linux上で、ロードバランサを構成できる「keepalived」という オープンソースソフトウェアがあるので、これを使います。

    ロードバランサを実際に構成して、その動作を観察するには、 ロードバランサ本体となるマシン以外にも、実際にリクエストを割り振る 複数のリアルサーバ役のマシンや、 リクエストを投げるクライアントが必要になります。
    今回は、貸していただいたサーバにVMwareServerをインストールして、 仮想環境でこれらのマシンを動かすことにしました。

  • 最初はシンプル
  • まずはじめに、一番シンプルな環境を構築して、 ロードバランサの動作を見てみたいと思います。

    3台の仮想マシンを作り、1台をロードバランサ、 2台を実際にリクエストを分散させるリアルサーバとしました。

    ロードバランサで分散している様子がわかるように、 リアルサーバ上のHTTPサーバには、それぞれのホスト名を書いたページを 配置しました。

    実際に、設定してテストしていると、 構築した2台のリアルサーバに処理が分散される様子がわかり、 1台のリアルサーバを落としても、 残りのサーバでページが開けることも実際に目の前で見れて面白かったです。

    シンプルな構成

  • 次はもう少し堅牢に
  • シンプルな構成でも、実際に動いているのを見ると、面白いですが、 もう少し、しっかりした構成を組み立ててみます。

    先ほどの、システムでSPOFになっていた、ロードバランサを2重化します。

    keepalivedのVRRPによる2重化の機能を使って ロードバランサを2重化しました。

    これで、ロードバランサかリアルサーバが全滅しない限り、 ページにアクセスできる環境が、できました。

    堅牢な構成

  • もっと面白い構成に
  • さらに欲張って、この構成を基本に、 いろいろなものを冗長化してみようと思いました

    私は、ネットワークの冗長化以外に、 ネットワークストレージにも興味があるので、 冗長化されたストレージが構築できれば面白いなと思い、作業を進めたのですが、 技術的に難しいことや、時間的な制約でできませんでした。

  • 感想
  • 実際に作業でできたことは、 仮想環境上でロードバランサを試しに動かしてみるということだけでしたが、 物理的な成果とは別に、大きなものも得られたと思いました。

    先輩社員に相談したり、ミーティング内で進捗報告をすると、 逆に質問されたり、どんどん難しい方向に話が流れることも多かったです。

    私が、いかに、表面的な知識や経験だけで動いていたかがわかりました。

    まだまだ、興味のわいたことをとことん突き詰めていく 行動力に欠けていることも痛感しました。

    この2週間で、何かを作ったことや作業したことよりも、 自分のこれからの考え方を変えるような経験ができたことが、 何よりの成果だと思います。

    klab_gijutsu2 at 19:56│Comments(0)TrackBack(0)

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    このブログでは、そんな DSAS で使っている技術の紹介や、実験してみた結果の報告、トラブルに巻き込まれた時の経験談など、広く深く、色々な話題を織りまぜて紹介していきたいと思います。
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