ActionScript Debugger を公開します
昨日のConverterにつづいて、Debuggerの方も公開します。お試し版のWebアプリも用意しましたので、ぜひ触ってみてください。
ActionScript Debugger は、Flash Lite内のAction Script 2.0プログラムからデバッグ情報を取得するためのツールです。 Flash Lite で携帯向けFlashアプリを作るとき、Adobe Device Centralと実機での動作が違うことがありました。実機で何が起こっているのかを調べるためにデバッグ情報を画面上に表示したりサーバーに送信したりするのですが、アプリを作るたびにこのデバッグコードを埋め込むのは面倒です。この程度のデバッグコードぐらいは自動で埋め込みたいよね、ということで自動化したのが ActionScript Debugger になります。
今のところ、このツールはまだ自分用で、自分の流儀以外で作られたFlashで本当に動くのかは完全に未知数だったりします。試して上手く動かないFlash Liteアプリがあれば教えていただければ幸いです。今後も、AS Debuggerの中身などのFlash関連の技術ネタをこのBlogや弊社技術者サイトで公開していくつもりなので、ご期待下さい。
ちなみに、12/25のエントリで言及していた、OpenID採用サイトがこのActionScript Debuggerデモサイトです。最初は認証レスの完全公開型にするつもりだったのですが、版権物のアップロードなどのいたずらに対するカジュアルな対策として採用してみました。自分でアカウント管理するのに比べると、情報管理(特にメールアドレスを登録させるときには個人情報になるのでその扱い)をしなくても良いのが大きな利点です。既にはてなやLivedoorでOpenIDをお持ちの方は簡単にご利用いただけるはずです。OpenIDをお持ちでない方は、http://www.openid.ne.jp/などでOpenID取得をお願いします。