2007年10月09日

特集記事『Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウ』を公開します

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Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウ』を公開します!

これはWEB+DB PRESS Vol.37の特集記事としてDSASチームが執筆したもので、技術評論社様の許可を得て今回公開するはこびとなりました。

一口でいうと、「Linux+IPVS+keepalivedを使って、冗長構成(Active/Backup)のロードバランサを作るまで」の解説記事で、

  1. サーバ負荷分散一般についてのはなし
  2. Linuxでロードバランサを作ってみる
  3. ロードバランサを冗長化

といった構成になっています。

みなさんがLinuxロードバランサを導入・構築・運用する際の一助になれば、DSASチームとしてもうれしい限りですので、是非、ご覧になってください!


klab_gijutsu2 at 00:07│Comments(10)TrackBack(2)lvs | dsas

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1. たーくん/リンク/サーバ設定関連  [ PukiWiki (PukiWiki/TrackBack 0.3) ]   2007年10月17日 13:32
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2. Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウが公開された  [ マンダリンケーキのレシピ ]   2007年10月17日 17:49
DSAS開発者の部屋:特集記事『Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウ』を公開します 「Linux+IPVS+keepalivedを使って、冗長構成(Active/Backup)のロードバランサを作るまで」の解説記事 すごい。 こういう情報はなかなか手に入りにくいので感動。 とくにkeepalive...

この記事へのコメント

1. Posted by kawasaq   2007年10月09日 01:27
ものすごく勉強になりました。
ありがとうございます。
2. Posted by kam   2007年10月10日 10:29
非常に興味深い記事でした。不勉強で恐縮でですが、Fedoraでも同じ構築方法なのでしょうか?お答え頂ければ幸いです。
3. Posted by DSASチーム   2007年10月10日 17:18
>kamさん
記事でいつくかDebianのバイナリパッケージを使っていますが、そこをyumなどに読み替えればFedoraやCentOSの場合でもお役に立てるのではないかと思います!
4. Posted by takahashi   2007年10月17日 11:19
5 貴重な技術情報ありがとうございます。
WEB+DB PRESS Vol.37等を参考に実際にロードバランサ2台、WEBサーバ2台、データベースサーバ1台、ファイルサーバ1台の構成で冗長構成サーバを構築してみました。
ロードバランサのWAN側ネットワークにクライアントPCを接続しての実験は完全に成功しました。
ここでサーバを公開しようとして困った問題がひとつ。
サービス用IP(10.0.0.100)に対してゲートウェイとして(10.10.31.10)を通るようにルーティングを設定する必要があるのですが、それが行えるルータで安価なものはあるのでしょうか?
もしくは別の解決方法があるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
5. Posted by aiko2007   2007年10月22日 20:44
KLabさんのロードバランサ構築の情報、内容が整理されているためとてもわかりやすく、無償で情報提供いただけることに感謝しております。

もしよろしければお力を貸してください。

当方、DSR方式でのロードバランサ構築を試みており、リアルサーバがLinux,WindowsXPの場合は、リアルサーバ自身でVIP宛のパケットを受け取る設定ができ、成功しております。

しかし、リアルサーバがWindowsVistaの場合は、リアルサーバにSYNパケットは届いているがSYN_ACKを返していない という状態です。
XP同様、MicrosoftLoopbackAdapterを使ってVIP宛てのパケットを受け取る設定にしているのですが、SYN_ACKを返せない原因がわからず困っております。
6. Posted by aiko2007   2007年10月22日 20:45
あいにくweb上にはリアルサーバをVistaにしたロードバランスの実例がひとつもなく、実現可能かどうかも不明です。

以上、よろしくお願いいたします。

PS.参考URLは以下のとおりです。
http://www.express.nec.co.jp/usersguide/intersec/loadbalancer/loadbalance-w2k3.pdf
7. Posted by Yasui   2007年10月23日 14:30
aiko2007さん、コメントありがとうございます。VistaをLBサーバとして利用したこともなく、手元に試験環境もないので未確認ですが、Loopback Adapter の接続共有(ICS)の設定を変更することで通るようにならないでしょうか。

具体的には、「MS Loopbackのプロパティ」の「共有」タブにある、「ネットワークのほかのユーザにこのコンピュータのインターネット接続を許可する」のチェックを入れてみてください。
ただ、この場合、セキュリティ上の問題もあると思いますので、別途ファイアウォールの設定などが必要になると思われますのでご注意下さい。

8. Posted by aiko2007   2007年10月25日 09:04
Loopback Adapter の接続共有(ICS)の設定を行うことで、動作するようになりました!!
困っておりましたので今回は本当に助かりました。心から感謝いたします。
9. Posted by とっとこ   2008年06月02日 19:51
5 LVS+keepalivedはlinuxですが、リアルサーバーをすべてWindowsにしたいのですが、何かいい方法等はありますでしょうか?
※上のコメントでXPでできたと記載があったので期待を持ちたいのですが・・・。ちなみにWindows 2003でできたらと思っています。よろしくお願いします。
10. Posted by とっとこ   2008年06月03日 00:41
5 LVSでwindowsをリアルサーバとして分散させたい場合は、MS Loopbackを導入させることで実現が可能なのでしょうか?
※調べていると仮想ネットワークで利用するものらしいのですが、それがLVSのDRとどのように連携するのかがいまいちイメージがつかめなくて・・・

よろしくお願いします。

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DSASとは、KLab が構築し運用しているコンテンツサービス用のLinuxベースのインフラです。現在5ヶ所のデータセンタにて構築し、運用していますが、我々はDSASをより使いやすく、より安全に、そしてより省力で運用できることを目指して、日々改良に勤しんでいます。
このブログでは、そんな DSAS で使っている技術の紹介や、実験してみた結果の報告、トラブルに巻き込まれた時の経験談など、広く深く、色々な話題を織りまぜて紹介していきたいと思います。
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