2019年11月01日

ひもスイッチでスマート照明を操作する

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Philips Hue を代表格とするスマートバルブ(電球)は随所でその利便性がうたわれてきました。手元ではこれまでこの方面の製品には触れずにいましたが、先日 Meross 社の「MSL120」を買ってみました。常用している同社のスマートプラグ MSS110 と同一の公式アプリで利用できることも都合がよく楽しみながら使っています

社内でその話をしたところ冗談まじりに「照明つながりで現代のスマートバルブを昭和期のひも式のスイッチで操作してみたりとか」という話題があり実際に試してみました。せっかくなので "出落ちネタ" として動作の様子を紹介します。制御に ESP32 ボードを使い IFTTT アプレットを呼び出して点灯・消灯を行っています。

 
動画:1分2秒

延長用のひもを取りつけ体の位置にあわせて伸縮させたり、風を送って振り子の要領でひもを手元に引き寄せるなど、ひもスイッチは家庭生活に馴染みのよい人間的な柔軟性と便宜をそなえたユーザインターフェイスでした。 スイッチ自体を駆動させるための電力や配電を必要とせず素朴なしくみでありながらある程度の遠隔操作を実現できるメリットは大きく、今後もこの形式のスイッチが姿を消すことはないでしょう。誰にでも扱うことのできる間口の広さは家電製品のスマート化の進む今の時代にも有用かもしれません。

(使用した資材)


(tanabe)
klab_gijutsu2 at 18:13│Comments(0)IoT 

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